10年記念隊に行ってきました〜その3〜

先日、僕はとある事情で
『なかよし』を購入するハメになったんですが
そのときに思ったんです
何とまあ、この世には恋愛というものが氾濫しているものか、と
小学生や中学生が読むようなこの少女漫画誌
流石に性的描写まではなかったものの
その手前までの話ばっかりです
そう、漫画でこんなにガンガンと描かれていたら
そりゃもう、小さいときから付き合うだの突き合うだの
そんな話が普通になってしまって
そして恋愛の早熟化に拍車が掛けることになるんだなあ
そんなことを思ったものでした





で、こんな風に業界が早熟化するとどうなるか?
幼少より恋愛に慣れ親しんできた人間が増えると
恋愛業界全体のレベルが向上し
そして恋愛スキルが低レベルの人間は
その業界に全く以て参加出来なくなる
そんな状況に追い込まれるわけです
そう、ある程度の年齢で童貞の人間は
生涯童貞でい続けなければならない
そういうことになってしまいます





記念隊コンのセットリストは
1st、2nd、3rdアルバムが主力となって
そして僕達ASAYAN世代をハート鷲摑みしたのですが
この辺の、例えば
『パパに似ている彼』や
『愛車ローンで』などを聴いていると
この10年で恋愛感というものが随分変わったのかな
とか、そんな事を思ってしまったわけです





このセカンドモーニングの頃に比べて
例えばBerryz工房最新アルバム『4th 愛のなんちゃら指数』収録曲
『私がすることがない程 全部してくれる彼』や
『サヨナラ 激しき恋』などを聴いていると
この10年で恋愛の敷居が上がったのではないか
恋愛業界に参加するために要求される恋愛スキルのハードルが
物凄くあがったのではないか
そんな事を考えてしまいました





そう、前述した
『恋愛業界の早熟化によるレベルの向上により
 恋愛業界参加に要求されるスキルの上昇』
それがこの10年の恋愛に関する曲の変化に
現れているのを感じてしまったわけです…





10年…いや、セカンドモーニングから数えて8年
この国の恋愛スキルのハードルは
つんく♂大先生のプロデュースに影響を及ぼすほど
目に見えて上昇し
恋愛スキルの低い人間は
大魔王バーンと戦う前に瞳に閉じ込められる
そしてお見合いという恋愛スキルは低いけど
他のスキルはなかなかのもんだ
そんな人間に対するセーフティネットもなくなってしまい
本当に力だけがものを言う
弱肉強食の世界になったんだなー
そんなことを感じた10年記念隊セットリストでありました