O SOLE MIO 〜8/25のBerryz宮殿を振り返って〜

24日の金曜日、僕は健康診断に行ってきました
毎年、健康診断は忘れないように、と
雅ちゃんの誕生日にするようにしているのです
去年も本当は25日に行くはずで
予約までしていました
が、しかし、去年は突然の推し事が入り
事務の御姉様に土下座して予約した日を変えてもらったものでした…
幸い、今年は推し事もなく
予定通りに健康診断を済ませたわけですが
その結果はと言うと…





体重+20kg





…いや、休養明けの馬の体重じゃないですよ?
人間の体重
しかも昨年の11月1日までは
健康診断時の体重とほぼ変化なし
若しくは寧ろ少なくなっていたくらいで
それを思うと僅か9ヶ月で
佐紀ちゃんの2/3くらいの脂肪をつけてしまったわけです





その他、血圧も高いわ
まあ、ガチな生活習慣病とかメタボリックとかまでのマジックが
確実に去年より減った診断結果満載で
予防医学アンチエイジングの研究を行っている
ラボの研究者としてかなりアレな結果で
最後のお医者様から直々に受けた診断でも
そんなん言われんでもわかったるわっ!
そう怒鳴り散らしたくなるくらいの
この血圧では血管に負担が掛かるだの
この体重では心臓に負担が掛かる、だの
このままじゃ脳梗塞だの心筋梗塞だの…
お決まりのお小言の連発でございました





…が





正直な話、ちっとも痩せよう、とか思わなかったんです
肉を控えたり炭水化物を抑えたり
そんな事をしようとは全然思わなかったのです
そう、死ぬなら死ぬでエエよ、と
別にこの先、長生きしていい事も大してないでしょ?
別に嫁もいなけりゃ子供もいない
出来る気配すらまったくないし
この先、その気配の変化も多分ない
そりゃね、30年も生きてりゃそろそろ分かるもんですよ
自分の人生がどんなもんか、って
自分のこの先の人生なんて
流石にそろそろ読めてくるモンですよ
だからね、今から食べたいものも食べないで
チマチマと健康の維持なんてするくらいなら
食べたいもの食べて40までに死ぬ
その方が絶対幸せだな、って
そう思ったわけですよ
食べたいもの食べて
呑みたいもの呑んで
見たいコンサート見て
そうやって好き勝手気侭に暮らして
あと10年でお終い
それでいいじゃないか、と





同じ様なことを先日の参議院選でも思ったのです
どうせあと10年位しか生きてないだろう
なら、別に何処の党でもいいじゃないか、と
正直、現状の理系蔑視、童貞蔑視が続くとなると
この国は技術立国として立ち行かなくなり
この国はとんでもない国になるであろう、と
GDPだって世界第2位など過去の栄光
気付けばキリバスやトンガと最下位争いをしているのではないか、と
そうなったところで知ったこっちゃねえよ
だって俺、その頃もう死んでるもんねー
そんな気分で
某アジアのセンターのフラワーな国家に主権譲渡する
とか言っている党でもいいじゃん
だって、そうなったらその国レベルになる
発展途上国になる
→理系(゚д゚)ウマー
な展開もあったり
若しくは第二次文化大革命で理系大学院卒は死刑、ということで
その場でそうなるなら
その先の日本を見なくて済む、と言う意味で
それはそれで勝ち組だし…
まあ、主権譲渡の暁には
ニッポン自治区として
チベット東トルキスタンのようになることは容易に想像が出来ますけどね
けど、そんなの関係ねぇ!けど、そんなの関係ねぇ!
そんな気分でした





そう、24日までの僕はそんな感じだったんです…





8月25日、大阪厚生年金会館で行われた
Berryz工房コンサートツアー2007夏
〜ウェルカム!Berryz宮殿〜
を見に行きました
皆が雅ちゃんの誕生日だから、と
ポータルサイトの競売にて
一つでも前に行こうとするなか
僕は3階B列1番という席からこのコンサートを眺めておりました
今回のコンサートは何処にいても楽しい
高いチケットを落とすくらいなら
遠征してでも公演数を増やしたい
それは常々思っていたことではありますが
それだけではなく
この日は…僕は後ろの方でコッソリと見ていたかった
そんな思いで一杯だったのです





1年に1度…いや、コンサートがある8月25日など
次はいつになるか分からないくらい偶発的な
そんな特別な日に最愛の女性のステージ
それならば全てを投げ打ってでも前に行きたい
そう思うのが自然だ、と僕でも思います
しかしながら僕は
そんな特別な日であるが故に
後ろで見たかったのです





何故なら…怖かったのです
8月25日に夏焼雅ちゃんのステージを見るのが





別に15歳の雅ちゃんが怖かったわけでもなく
15歳だからもう推せない、とかそんなんでももちろんなく
この特別な日の雅ちゃんのステージが怖かったのです
何故なら…雅ちゃんは人一倍緊張しいで
人一倍恥ずかしがり屋で
そんな雅ちゃんがこの特別な日にステージに上がるのです
しかも一人で夏 Remember youを歌うのです
多分、緊張しいの雅ちゃんのことだから
もうエライことになって
で、恥ずかしがり屋の雅ちゃんのことだから
その後はもう…
そんな展開になるのが見えてしまって…
故に僕は怖くなって後ろで見たい
そう思ったのでした





吉でっせが終り、
夏 Remember youのイントロが始まり
雅ちゃんが一人、ステージに現れました
そして、誕生日企画のサイリウムにより客席が青く染まり
雅ちゃんが歌い始めました





僕はあまりのことに泣きそうに
いや、泣いてしまいました
そのステージに立っていたのは
僕が思っていた緊張してグダグダになって
恥ずかしがってますますグダグダになるような
そんな雅ちゃんではなく
今まで一番、夏 Remember youを歌う雅ちゃんでした
そこに立っていたのは
座間よりも静岡よりも
もっともっと美しく、完璧に
夏 Remember youを歌う雅ちゃんでした
そして僕はそんな雅ちゃん
涙ぐんでしまったのでした…





多分、今でもやっぱり緊張しいで
やっぱり恥ずかしがり屋だと思います
でも…雅ちゃんは強くなったのです
この特別な日に
会場中が雅ちゃんだけのためにサイリウムを灯す
そんなある種異様なテンションのなか
雅ちゃんは完璧に夏 Remember youを歌い切ったのです
それが本当に嬉しくて
本当に感動して
本当に本当にこの3年5ヶ月22日は無駄じゃなかった
そう思えて
そして僕は思わず涙を流したのでした





そうして雅ちゃんをずっと見ていると
輝いて見えるのです
いや、確かにステージでの雅ちゃん
前々からずっと輝いていました
そう、雅ちゃんのステージでの様子は簡潔に表現するなら
『輝いている』
この表現がぴったりだ、と前からずっと思っていました
この輝きは所謂『神々しい』とか
そんな輝きじゃなくて
もっと単純な『眩い』などそんな種類の輝きで
そして雅ちゃんをずっと見ていると
そのうちにその眩さにより逆に目を逸らしたくなって
そして別の方に行ってしまう
そんな例が多数見られるようになりました
そう、これが『雅Complex』と呼ばれるもので
雅ちゃんの眩さに耐えかね
生きるには逃げるしかなくなる
そしてあるものはその眩さに挑み続け死に
あるものは眩さから逃げ生きながらえる
あ、話がそれてきましたが
兎に角、雅ちゃんが神々しいのではなく
ただ単純に眩しくて
そしてこう思ったのです






ああ…
雅ちゃんは僕にとって太陽なんだ





そう、太陽は確かに直接目で見ると大変眩しくて
あまり見過ぎていると危険で
あまり浴び過ぎてもやっぱり皮膚を火傷したりと大変ですが
しかしながらこの地球上の全てのエネルギーは
直接、間接の差はあれど
太陽から来たものであり
それを失っては我々は生きてはゆけない
そう、正にあなたなしでは生きてゆけない、である





そうしてまた、こんな言い方もありますよね
『お天道様に顔向けできない』
そう、僕は果てしなく輝く雅ちゃんのステージを見て
果たして雅ちゃんに顔向け出来るような生活をしているのかな?と
こんな自暴自棄になっていていいのかな?
お天道様、もとい、雅ちゃんに顔向け出来るかな?
そう思うようになり
そして僕は雅ちゃんのステージでの輝きを見て決心したのです





もう自暴自棄になるのは止めよう
毎日をもっと真面目に生きよう
とりあえずダイエットして
そして少しでも健康になって
そして仕事も勉強ももうちょっと真面目にしよう
選挙の投票だってもっと真面目に考えて投票しよう
面白半分で民主党に入れるとか止めよう
このままなら日本がヤバイ
もしそうであるならば
革命すら辞さないくらい真面目に生きよう
正に
『なんちゅう恋をやってるYou Know
 革命を起こすくらい!』

多分、レーニンも彼にとっての雅ちゃんに出会ったんだろう
そうか
『なんちゅう恋やってるYou Know』の歌詞は
そういうことだったんだ…
そうかそうか…





昔、モーニング娘。の曲にありました
『晴れの日があるから
 そのうち雨も降る
 全ていつか納得できるさ』
確かに僕は…今まで幾度となく
雅ちゃんよりも他の何かを優先させてきました
けど、それは雨の日だったのです
いや、誤解しないで頂きたいのは
別に今までの、例えば村上愛
雨として否定しているのではなく
太陽同様、雨も我々の生活には必要不可欠な要素であり
それと同様、村上愛も凄く大切な人であったわけで
それはそうであるけど
やっぱり僕にとっての太陽となり
まっすぐあるべき道を照らしてくれるのは
夏焼雅ちゃん以外の誰でもなく
僕はそんなキラキラ眩い雅ちゃん
これからも見続けよう
そして僕の人生の明かりでありエネルギーになってもらおう
そしてその導きの先に
僕が雅ちゃんの旦那になれたら
それはもう言うことないし
もし、そうじゃなくても
それは多分、後悔のない
いい人生だったなあ
そう思える人生になるんだろうな、と
そう思わせてくれた8月25日のコンサートでありました