一人芝居〜深夜の通販CM〜

「Hey!komaki!!どうしたんだい?浮かない顔して?」

「Oui!聞いてくれよ、ジョージ
 この(ピ〜)なサンプルが乾かないんだよ!」

「Oh〜No〜こりゃ酷い!
 これは一晩経っても乾きそうにないな〜」

「Oh!Shit!!カンベンしてくれよ〜〜」

「どうしたんだい?ただ事じゃなさそうだね?」

「聞いてくれよ、ジョージ
 今晩、12時から僕の大好きな
 Miyabi , Megumi , Mikiが
 テレビに出るんだよ
 この調子じゃとてもじゃないけど間に合わないよ!」

「そんなときにはコレ」
(どこからともなくドライヤーを取り出すジョージ)

「ジョージィ〜なんだい?それ?」

「コレをこうして…」
(チップの上のサンプルをドライヤーで乾かすジョージ)

「Oh!見る見る乾いていくよ!?」

「ほ〜ら、こんなに簡単に乾くだろ?」

「凄いよ!ジョージ!!
 へぇ〜こりゃ大した機械だ!
 僕も是非、一台欲しいね!!!!」

「だろう?それならココにすぐ電話することをお勧めするよ!」
(電話番号を指差すジョージ)

「早速、僕も電話しよう!!」













質量分析機にかけるサンプルは
できるだけ結晶を大きくするために
じっくりゆっくり乾かさないといけません…











えぇ、このジョージの話は
フィクションですよ?
もちろん、フィクションですとも!!!!