後藤真希

そんなわけで今日のイントロはどうしよう?
そう考えながらアンテナで他所を見てると…





な…なんじゃあ こりゃああああ!!!






まさかあの幻になることが確定していた
セーラー服のあの子が
そんなボッタクリグッズに添付されているとは…
写真付きグッズは条件反射的に購入
そんな人間の執念が実ったんですね
また写真館に上がったら
早速右クリックして叱られよう
そう決心したこまきまこです




さて、今日は25日のごっちんコンについて書かして頂きます




本当は単なる会場推しのつもり
ってか、美勇伝の当日券を求めて会場に行くと
id:BeK_Sp_Genさんが
『アカン、もう死ぬ』とか言ってチケットを押し付けるので
仕方なく、本当に仕方なく千秋楽に入らせて頂きました
いや、id:BeK_Sp_Genさん、その節は本当にお世話になりましたm(__)m



さて、後藤さんのコンサートですが
入るアテもなく行った上に
最近の後藤さんの活動にはとんと疎く
(ってか、ベリとかでもわかんないって感じ(;´Д⊂))
言うまでもなく予習も何もせずに入らせて頂きまして
一応ね、アルバムは2nd以外は全部持ってますけどね
いやあ…ねぇ…
な、感じではありましたが
まあ、そこは後藤真希
いやはや、流石でございますねえ、て感じで楽しめました




さて、何曲か終わったところでMC
次の曲はあのKAN大先生が作曲された
『スッピンと涙』
で、ごっちんは語りだしたんです
あ、ここからは要約して書かしてもらいます
この曲をレコーディングした当時
自分には手に余る曲であった、と
でも、今になってやっとこの歌の意味
この歌の女の子の気持ちが分かってきた
やっとこの曲がちゃんと歌えるようになった
そんな感じのことを言ったんですよ
いや、いいんですよ
僕もこの曲が出た当時、思いましたもん
ちょっと今のごっちんには荷が重いな、って
技術云々もさることながら
いや、その辺よりも何よりも
人生経験とか、そこから来る説得力
その辺がまだまだなあ…
そう思ったもんです
で、確かにMCの後に歌った『スッピンと涙』は
自分で言うだけあって
去年、レコーディングされたものよりも遥かに
声がウェットに、そして深みがある感じで
凄くよかったんですがね
そうなんですがね
それより何よりMCですよ
何でしょうね…
彼女としては女の子の恋愛に対する感情
恋愛、そして失恋、そしてそこから立ち直る様…
そういう部分に対するシンパシーを観客に求めたMCだと思うんです
で、そのシンパシーを求める相手ってのは…
やっぱりこの場合、女の子だと思うんですよね
でもね…いや、確かにハロコンの中では
♀ヲタが多い現場だとは思いますよ?
先日までの主戦場であった℃-uteの現場とかと比べると
本当に多いと思います
けどね…やっぱりごっちんコンに来るのって…
浜崎さんとか倖田さんとかと違って
野郎なんですよね
それも後藤さんを崇拝
若しくは後藤さんに恋をしてるような
そんな野郎なんですよね
MCの中で後藤さんが
ほら、みんなだって恋したりするでしょ?
そう言ったとき、すかさず返ってきた反応が
『俺、ごっちんに恋してる〜』
『俺も〜』
とかだったりするわけですよ
で、思ったんですよね
後藤さんは浜崎さんや倖田さんのように
同年代の女性からの支持、ってか、共感が欲しいのかな?
でも、現実はこうなんだよな
このまま頑張っても
後藤さんには後藤さんの望むゴールがあるのかな?
とか思ってしまって
なんて言うか…複雑な気分になりました
いやね、これが後藤真希じゃなかったら
何、勘違いしてんだよ
とか思ったり出来るんですがね
そこは後藤真希なんですよね
後藤真希ほどの人間が
自分の望むゴールを迎えられないのって
それって何かおかしくない?
とか思ったり
で、複雑な気分になりまして…





まあ、そうこうしてる内に
またまたコンサートは進行していくわけで
で、思ったんです
本当に扇情的で圧倒的だよな、って
いや、コンサート、ってか、ステージ、ってか、後藤真希
11月は娘。コンにも行きましたが
この娘。コンとは異質なんですよね
いや、当たり前といえば当たり前なんですが
娘。も確かに迫力あって圧倒的で
なのですが、やっぱり観て聴いて
本当に元気になる
元気をもらう、って感じなんですよね
でも後藤真希の場合
迫力あって圧倒的
で、扇動的で…どこか宗教染みた何かを感じてしまうんです
宗教染みた、といっても
普通の祈りのような宗教的静寂などなく
寧ろ逆に狂信者的な何かがあるんですよね
で、思ったんです
ここがもし、例えば…
将軍様のいらっしゃるかの国であるならば
これでいいんですよね
国民の士気高揚のために
この後藤さんのカリスマ性を利用すればいいんですよね
後藤さんが将軍様を称える歌で
ヲタを狂わせればそれでいいんですよ
そのためなら銭金無視出来ますからね
採算なんて考えなくていいんですからね
でもね実際、この国は資本主義国家なんですよね
後藤さんがコンサートをするためには
後藤さん、ダンサー
そしてステージを支える膨大なスタッフ
そして事務所を運営していくための採算…
とまあ、早い話がお金がいるんですよね
で、今のように後藤クラスでも
地方局等のスポンサーがなかなか付かない現状においては
グッズがガンガン売れないと話になんないんですよね
そうなんですがね…
確かに熱狂的な、狂信者的な
どこのコンサートよりもアツイ奴等なんですがね
後藤さんのグッズ売り場っていつも…
いや、僕が見慣れてるのが
常に飢餓状態頭な奴等が集う
Berryz℃-uteの現場だから
だから余計にそう思うんでしょうけどね
けどね…寂しいんですよね…
本当に凄いステージで
客の盛り上がりもアツくて
本当にいいコンサートなんですけどね
やっぱりここが資本主義である以上
どうしても思うんです
やっぱり俺でも
後藤コン削ってでも
コストが安くて売り上げも確実なベリコンをやるよなあ…って
そう、某国のような将軍様のためなら銭金抜き、って
そんなシステムならいざ知らず
やっぱり資本主義においては厳しいよなあ
そんな事を思ってならなかったんです




がね…




いやあ…




そこは流石、やっぱりね
後藤真希後藤真希ですよ…




コンサート中、結構、上で書いたような下らないことを
ごちゃごちゃ考えてたんですがね
そうなんですがね…




ちゃ〜ちゃらちゃら ちゃ〜ちゃらちゃら
(↑抱いてよ Please Go On!のイントロ)




カチーン(←こまきのスイッチが入った音)















いや、もう抱いてよ〜からは
スイッチが入っちゃって
病み上がりだの
替えのTシャツがないだの全てを忘れてしまいましたよ
それまで足が床から離れることがなかったのが
逆に足が床についてる時間の方が短くなりましたよ





いやあ…





やっぱりごっちんコンはイイッ!!!!





もう今まで思ってたことはキレイさっぱり忘れて
兎に角、後藤真希は凄い!最高!!!
超楽しい!!!!!
そんな感じ
えぇ、この文章を書くために一生懸命思い出してるんですよ?
あの時、何を考えてたんだっけ?って
とりあえず思い出せたのがこんな感じのこと、ってだけで
本当はもっといろんなことを考えてたんですよ?





で、山場を終え、アンコールに入り
僕の大好きな『スクランブル』が来て
嗚呼…やっぱりごっちんはいいなあ〜
そんな事を思いながらフィナーレ…




と思ったら…




( ´ Д `)<まだ、終われないよ…




とか言い出すごっちん




何ともう一曲
手を握って歩きたい』を歌う、とか言い出すじゃないですか
しかもスタッフさんをステージ上げてみんなで一緒に




いやね、スッピン〜のときのMCでは
この子は何処に向かって行きたいんだろう?
この子の行きたいところに
今のままで行けるのかな?
とか色々心配しましたけどね
何かね、本当に安心しました
何ていうか…いや、僕が安心した、だの何だの
そんなこと言うことはないんですがね
何ていうか…単に素直に思ったことを言っただけなんですよね
あのスッピンの前のMCも
何か意図があるとか不満だとか
そんなんじゃなくて
何ていうか…
本当に素直過ぎるまでに素直なんですよね、この子
で、あんな風に言っちゃったんですよね
本当にこの千秋楽の
本当の最後の最後のこの演出で
本当にこの子は素直に
ダンサーに、スタッフに、そして観客に感謝しているんだな
それが伝わってきて
そして…僕は後藤真希という女の子が
このコンサートの前よりも遥かに好きになれました




まあ、この後に飲んだ生ビール
アサヒスーパードライとは思えないくらい
本当に美味かった、と言って
今回のごっちんコンについては締めさせて頂きます。